白内障手術での人工レンズについて
2024/07/09(火) 08:24:28更新
「TECNIS Eyhance (Johnson&Johnson)」というレンズを導入しております。
TECNIS Eyhanceは、単焦点(ピントが合う距離が1方向)でありながら中間距離まで見えるという、あたかも遠近両用のように見えるような新しいタイプの眼内レンズです。
この眼内レンズは保険適用であるため、患者様へのご負担も少なくなっております。
TECNIS Eyhanceでは遠方の視力を保ちつつ、中間距離の見え方も比較的良好です。
例えば、車の運転をしながらメーターパネルを見ることが可能かもしれません。
また、薄暗い環境下でも多焦点レンズより高いコントラスト感度を維持でき、さらに多焦点レンズと比較して、夜間のハロー(光をまぶしく感じる)、グレア(光の周りに輪が見える)などの光視症は出にくいレンズとなっております。